【佐倉 塾】あなたはノート派?ルーズリーフ派?

query_builder 2023/05/12
勉強法コラム 塾長ブログ

こんにちは! 佐倉高校生専門塾BROUTEの青木です。  


これまでの私の経験なのですが、塾に新しく入ってきた生徒に「〇〇日から〇〇のことを指導するから、そのためのノートを1冊用意しておいてね。」と伝えると、「ルーズリーフじゃだめですか?」と聞かれることが多くあります。

ノート派か、ルーズリーフ派か。 今日は文房具について書きたいと思います。


小中学校では

小中学校では、みなさんノートを使っていたと思います。学校で強制的に指導されることが多いようですね。

これまで私が携わってきた生徒の話を聞くと、学年の最初からノートを使うように指定されていたようです。


小中学校でノートを指定するメリットとしては、生徒本人が管理しやすいことと、教師が管理しやすいことの2つがあると思います。


言わずもがなですが、ノートは紙が綴じられているのでページが分離しません。勉強の基本的な内容を習得する小中学校のうちは、教科ごとに分けられたノートを使うのがいいでしょう。

また、小中学校では、宿題や課題のチェックが定期的にあると思います。中学校では定期テストのときに提出することになっている学校が多いと思います。

そのとき、教師がチェックする上で、ノートとして統一されていた方がチェックしやすいのだと思います。

ルーズリーフは便利

高校ではノートチェックという機会はかなり少ないと思います。

高校生になれば自分で板書を写し、授業のメモをすることは当然のことだからです。

そこで便利なのがルーズリーフ。 ルーズリーフをファイルに綴じていけば、板書の量によって紙の枚数を調整することができます。使わないまま終わるページがないため、ノートよりも効率的に紙を使えます。

また、大きめのファイルを用意すれば、複数の教科を一つのファイルで管理することができてお手軽ですよね?

実際、ルーズリーフを使っている高校生は多いと思います。


失くしてしまわないか?

しかし、実際の高校生の様子を見ていると、ルーズリーフをきっちりと管理できている人はかなり少ないと思います。


綴じるべきファイルを常に手元に持っていればいいですが、ファイルを家に忘れてしまった場合、みなさんならどうするでしょうか?

多くの人は、とりあえず手元の単体のルーズリーフに書き、家で綴じようと考えると思います。

しかし、その後、その単体のルーズリーフはきちんと綴じられているのでしょうか?

後で綴じようと思っていて忘れてしまったり、うっかり失くしてしまったり、鞄の中でくしゃくしゃになってしまったり。

そういった経験は誰しもあると思います。

ルーズリーフは管理できる人だけが使うべき

ルーズリーフは、一枚一枚に分かれるという性質上、失くしてしまいやすいものです。

当然のことながら、学校や塾で学習した内容を書き記したものは失くすべきではありません。

そのため、授業で書き記すのは失くしにくい「ノート」をオススメします。大きめのものは失くしにくいですし、何よりページがバラバラにならないので、復習がしやすいです。


ルーズリーフは便利ですが、失くしてしまいやすいというリスクもあります。「絶対に失くさないし、必ずファイルに綴じる」ということが毎日やれる人だけが使うといいと思います。


数学はたくさん書くことがある

高校の教科の中で、数学は特に書く内容が多いと思います。

一つの問題を計算するのに途中式が必要だからです。

図やグラフも書く必要があり、数学はノートの分量をたくさん使う教科だと思います。

その場合、ルーズリーフはファイルに入り切らないこともありますね。


余談ですが、私は高校3年間の数学だけでノートを20冊以上使いました。


理系の大学生は「ノート」が必須

大学になると、授業中に書き写すものはさらに自由になります。ルーズリーフを使う人も多いでしょう。

しかし、例外的に「ノート」を使うことが義務付けられているものがあります。

それは「実験」です。


理学部、工学部、医学部、薬学部といった理系学部の学生は、必ず「実験」の授業があります。その授業は必修であることが多いです。

その授業の中で実験ノートをつけるのですが、それは「ノート」でなければいけません。ルーズリーフではだめなのです。


理由は、実験の手順を入れ替えられないようにするため。実験は手順があり、必ず守らなければいけないからです。

さらに、「実験ノート」は発明や開発の日時を表す証拠となります。特許を取るときの参考資料となるのです。


まとめ

高校生活では一枚一枚使えるルーズリーフは便利なもの。しかし、失くしてしまうリスクがあり、よほどきっちり管理できる人でなければ「ノート」を使ったほうがいいと思います。


----------------------------------------------------------------------

佐倉高校生専門塾 BROUTE

住所:千葉県佐倉市鍋山町36-16

----------------------------------------------------------------------