【佐倉 塾】教科ごとの模試の復習

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勉強法コラム 塾長ブログ

こんにちは! 佐倉高校生専門塾BROUTEの青木です。    


前回に引き続き、模試の復習についてまとめます。

教科ごとの復習すべき内容について、参考にしてください!


英語

文法

基本的には解き直しです。

答えと解説を読み、文法や単語を理解し、解き直しをしましょう。できれば、分からなかった単語をノートにまとめておきましょう。

さらに、出題された文法事項をVintageやPOWER STAGEやNextStageなどの文法問題集で確認すると効果的です。


共通テスト模試(マーク模試)では、文法問題は出題されませんので、記述模試のみ文法の復習をしましょう。


長文

今の実力によって復習内容は変わりますが、まずは和訳を確認しましょう。

長文問題で6割以上取れた人は、分からない単語を確認したあと、読解問題の正解の根拠を探しましょう。

例えば、「この設問の答えにあたる内容は、何段落目のここに書いてある」という感じです。その後、時間は無制限で解き直しをしましょう。


長文問題が6割取れなかった人は、そもそもの単語力や英文読解の演習量が足りていません。長文の解き直しではなく、分からなかった単語を確認する方が、次に繋がります。


発音

答えの発音記号を確認しましょう。文法と同様、同じような問題がないかをNextStageやVintageなどの文法問題集で確認しましょう。


共通テストでは発音の出題がありませんので、こちらは記述式模試で出題されたときのみです。

リスニング

リスニングも今の実力によって復習内容は変わります。


まず4割くらいしか得点できない場合、基本的な単語や英文読解が足りていません。リスニングの復習よりも、まずは単語、文法を進め、英文読解をこなしましょう。

リスニングは耳で聞く長文読解です。スラッシュリーディングを意識して、前から訳せるようにしましょう。


4割以上取れる場合は、答えのスクリプトを見て、内容把握ができているか確認しましょう。

普通は音声データがありませんので、リスニングそのものの復習は難しいです。ただし、聞き取れたのに意味が分からなかった単語があれば、復習の意味は大きく上がります。答えのスクリプトを見て、分からない単語がないかを確認しましょう。

東進の模試などは、webページ上で音声データも公開されています。音声データを入手できる場合は、スクリプトを手元に用意して、解き直しをしましょう。その際、この単語が聞き取れれば正解できた、という箇所を見つけられるように繰り返し聞きましょう。



現代文

漢字

答えを見て、正しいものを確認しましょう。共通テスト形式では同音異義語を元に出題されていますが、漢字や熟語の意味が難解であるものも多くあります。正解の漢字を調べるのはもちろんですが、漢字や熟語の意味も調べましょう。

語句

辞書的語句と文脈で読むものに分けましょう。辞書的語句は、必ず国語辞典で調べ直し、意味を確実に覚えましょう。


読解

まず解説を読んで、文章全体の概要を捉えましょう。その後、自分の答案を見ながら、文章中にきちんと根拠をとって選べたものと、そうでないものを分けるといいです。解説をしっかり読みながら、正解の根拠となる論理を追いましょう。できれば選択肢を分析し、根拠を論理で考えると次に繋がります。


古文・漢文

読解

基本的には英語の読解問題と同様です。

まず現代語訳を確認して文章全体の概要を掴みます。普段の自分の勉強として、古文読解に入っている人は、解説を踏まえて再度解いてみましょう。単語を調べ、解説を確認しながら、うまく訳せないところがないかを確認しましょう。古文読解にまだ入っていない人は、単語と文法の確認を確実に行いましょう。

また、古文単語は英単語に比べてはるかに量が少なく、対策はしやすいものです。その大事な単語の中でも落としているものがあれば、問題ですね。

「単なる暗記不足」と簡単に考えず、覚えていなかった単語を肝に命じましょう。


数学

数学の模試の復習はやりやすいと思います。

自分で問題集を解くのと同様、答えと解説を見ながら解き直しをしましょう。このときの注意点として、必ず自分の手で計算してみることです。

模試の解説は紙面の都合で途中式を省略しているところが多くあります。省略された式のみで自分が答えを出せるかどうかは、計算してみないと分かりません。面倒くさくても、必ず自分の手を動かして計算しましょう。


その上で、単元ごとに点数を出しましょう。

数学ⅠAであれば、式の計算、命題と論理、2次関数、三角比、場合の数、確率、平面図形、整数があると思います。さらに、解説を見ながら、解けなかった理由(方針が立たなかった、計算ミス、公式を覚えていなかった、など)を確認しましょう。

多くの場合、よく取れている大問とそうでない大問があると思います。この夏で取れていない単元を集中的に学習するといいでしょう。


社会

社会はまず、自分の学習が済んでいる単元とそうでない単元に分けましょう。学校の授業で習った範囲、自分の学習を進めた範囲、模試の出題範囲を確認します。


例えば日本史Bの場合、2年生で古代から江戸時代まで学校で習い、3年生の日本史研究や日本史演習などでそれ以降を習っていることが多いですね。社会において、ただ学校の授業を聞いているだけでは、入試問題は解けるようになりません。自分でテキストをまとめたり、問題集を解いたりすることで、実力がついてきます。


模擬試験では、自分の学習が終えた範囲なのに解けなかった問題と、自分の学習が終わってないから解けなかった問題があるはずです。まずその範囲を明確にし、夏以降に学習していく範囲を決めましょう。


理科

理科も社会と同様、自分の学習が済んだ範囲とそうでない範囲に分けます。自分の学習が終わったのに解けなかった問題は、必ず答えと解説を見ながら解き直しをしましょう。数学と同様、自分の手を動かして解き直しをすることが大切です。

また、まだ自分の学習が進んでいない単元については、夏以降で学習していくことになります。現在使っている問題集を見ながら、夏以降の学習のペースを立てましょう。


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佐倉高校生専門塾 BROUTE

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