【佐倉 塾】模試の復習

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勉強法コラム 塾長ブログ

こんにちは! 佐倉高校生専門塾BROUTEの青木です。    


7月に入りました!今年は空梅雨なのか、梅雨の時期にも関わらず晴れている日が多いです。

 7月以降、模試が本格化します。これまでは部活の都合などで受けてこなかった層が参加し、受験人数も増えます。

今日は模試の復習について書きたいと思います。


模試は何のため?

大学受験生であれば当たり前ですが、一般入試に向けた実力の確認として、模試(模擬試験)があります。

模試を受ける理由をまとめます。


①実力の把握

志望校に向けて、今の実力を把握することが、模試の一番の目的です。

単に得点や偏差値を知るだけではなく、大問ごと、単元ごとに正答率を分析し、今後の学習に役立てます。


②勉強のアウトプットの訓練

模試は普段より緊張感の有る「問題演習(=アウトプット)」です。

普段、アウトプットを意識した勉強ができているか、模試で確認します。


③試験の形式と雰囲気に慣れる 

模試を受けることで、問題の傾向(出題される内容や設問の問われ方)や形式(マーク式か記述式か)に慣れることができます。特に共通テストは傾向や形式が独特です。

また、入試本番での長時間に渡る試験や会場での過ごし方を体験します。


④志望校判定

合格の目安の参考にします。

あくまで目安であり、模試の判定のみで受験校を決めることはありませんが…  


これら4つの目的を満たすためには、闇雲に模試を受ければいいというわけではありません。自分の実力、目標にあったものを選ぶことが必要です。

BROUTEでは、「駿台ベネッセマーク模試・記述模試」(駿台)、「全統マーク模試・記述模試」(河合塾)、「共通テスト本番レベル模試」(東進)をおすすめしています。 このうち、全統共通テスト模試は受験者数が多く、レベルとしても信頼できる模試です。


模試は復習が命

上記4つの目的のうち、一番大事なものが①の「実力の把握」です。

自己採点の結果から、現在できている単元とそうでない単元を分析するのです。


例えば数学であれば、大問ごとに単元が分かれていますので、大問ごとの点数が指標になります。英語は長文のみですが、何ができなかったから問題が解けなかったのか、その原因を考えて復習をします。

模試とは、今の自分の実力を測るための「診断書」なのです。


模試の復習

模試が終わったら、必ずその日のうちに自己採点をしましょう。

受験科目が少ない場合は、なるべくその日のうちに復習まで済ませます。

受験科目が多い場合は時間が足りないと思いますが、遅くとも2日後までには、すべての科目の復習を済ませましょう。

時折、「模試は返却されるまで復習しない」などという生徒がいますが、それは模試をまったく無駄にしています。模試の復習は、本番で解いたときの状況(根拠を持って選んだか、時間が足りたか、勘でマークしたか)を覚えているうちにやるから意味があるのです。

模試が返却される1ヶ月後に復習しても、解いたときの状況を忘れてしまっていますよね。模試を受けたら必ずすぐに復習をしましょう。


次回、教科ごとの模試の復習の概要をまとめます。


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佐倉高校生専門塾 BROUTE

住所:千葉県佐倉市鍋山町36-16

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